ブログというか、まぁ思いついたものを書いています。 ショートアニメを作っています。元舞台役者です。
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少し、間が開きましたが、前回の予言者の会では、初場所の優勝力士を予言しました。全ての予言は外れ、初場所優勝力士は玉鷲関でした。玉鷲関おめでとうございました。我々に予言者を名乗る資格はありません。
さて、いよいよ平成も残りわずかとなりました。明日、新元号が発表されます。マスコミの過熱ぶりに、少しうんざりですね。しかし我々も乗っかります。我々は新元号を予言します。
もし予言が的中したら、我々の所にマスコミが押しかけるかも知れませんね。その場合でも、我々は本名、顔出しNGで取材を受けます! 我々の驚異的な予知能力が、悪の組織に知られてはいけませんからね。我々は秘密結社なのです!
以下予言的中回数の高い順
まくどがる(予言的中回数6回)
「光徹」
アル中キミちゃん(予言的中回数5回)
「公貴」
赤い彗星のシュウ(予言的中回数4回)
「仁周」
もう少しやせたい直樹(予言的中回数1回)
「永明」
って、全員自分の本名の一文字をぶち込んできたよ。自分の名前大好きか? 本名隠す気ないね。
五十にもなろうかという無名のオッサン達が、次は自分の時代が来ると信じているあたりは涙ぐましいですね。
もちろん、我々は新元号決定に関わる全ての人を応援しています。また、これはあくまでも予言であり、賭け事ではありません。予言を的中させても、得られるのは予言者の称号のみ。また、我々は首相からも官房長官からも贈与・饗応を受けておりません。
次の予言者はキミだ!
写真 bee
私の愛妻の妹はイギリスに嫁いでいます。旦那はイギリス人。だから私の義弟はイギリス紳士なのです。
あれは,私と愛妻がまだ交際中だった頃、家族に紹介するということで、愛妻のご両親、訪日していた妹夫婦で、日帰りバス旅行に行くことになりました。義弟、義妹とは初対面でした。私は多少英語がしゃべれるので、義弟と流ちょうな英語で話し、ご両親への点数を上げて、愛妻にいいところを見せてやろうと企んでいました。
早朝、バスターミナルで集合し、初対面した義弟としばらく英語で話しました。私が勉強したのはアメリカ英語、義弟のイギリス英語とはだいぶ違いますが、何とか話は通じました。ドヤ顔でバスに乗り込みました。
愛妻も後からバスに乗り込んできて、私の隣の席に座る直前に私の耳元でささやきました。私はステキな愛のささやきを期待していました。しかし、愛妻はこう言ったのです。
「あんた鼻毛出てるよ」
英語がしゃべれるとか、しゃべれないとか以前に、人と会うときは気をつけなくてはいけないことがたくさんありますね。
English
イラスト by watcartoon
院生時代、とある講演会に出席しました。講演する先生は二人。二人とも英語圏出身の方で、英語でお話しをされました。もちろん、同時通訳がついて、私達は通訳を通じて、先生方のお話を聞きました。
しかし、この二人の先生の話し方には大きな差があったのです。一人の先生は直接私達に話しているように、よどみなく英語で話されていました。もう一人の先生は通訳と呼吸を合わせてお話しをされていたのです。翻訳しやすいように短いセンテンスで区切って、通訳が訳し終わるまで待ったりしていました。
どちらの先生のお話がわかりやすかったかというと、通訳と呼吸を合わせた先生の方が、断然わかりやすかったのです。よどみなく話される先生のお話しは、通訳がどのタイミングで翻訳して、どこで区切っていいか混乱しているようで、私には何を言っているのか分からなかったのです。
きっと、よどみなく話される先生は、海外での講演の経験が浅いか、語学で苦労されたことがないんですね。
同時通訳の出来る人というのは、同時に二つの言語でモノを考えられる特別な能力を持った人たちですが、超人ではありません。話と話の間で一拍空けてもらわないとやりにくいんですね。
15年ほど前に聞いた話ですが、一流の同時通訳者は時給15万円もらえるそうです。私は同時通訳どころか、通訳の才能もありませんが、時給15万円は欲しいです。月に二時間働いて、ずっと遊んで暮らしたいなぁ。
English
イラスト by TeraVector
私の祖父母は旅行が好きで、よく2人で出かけていたようです。ところが祖母は祖父の旅先での振る舞いで、疑問に思うことがあったそうです。祖母としては、せっかく旅行に出たのだから、その土地の旬の御馳走を食べたい。ところが祖父はたこ焼きや、焼きそば、お好み焼きなど、いつでも、どこでも、食べられるようなものばかり喜んで食べるのです。何故だか疑問に思っていたそうです。でも、それらは祖父にとってはいつでも食べられるものではなかったのです。
祖父は、とある名のある神社の宮司でした。宮司というのは祭りの時はずっと神社にいるのに、屋台の食べ物は食べられないのだそうです。冷たい仕出し弁当を食べるのです。神社によって違うのでしょうが、神職さん達が焼きそばや、焼きトウモロコシをむさぼっている姿を見ると、ガッカリなさる方もいるんでしょうね。隠れて食べるにしても、どの店から買うか、とか色々難しい問題があるそうです。たまらないのは祖父です。祈祷したり、白馬に乗ったり、祭りの中心にいる宮司ですが、常に屋台のにおいがします。そしてその美味しそうなにおいのモノを何一つ食べられないのです。気の毒に。
ですから、祖父は旅に出ると、日頃食べられない屋台ものを喜んで食べるのです。旅先では祖父が神職だということを、誰も知りません。思う存分、たこ焼き、焼きそば、焼きトウモロコシ、お好み焼き、焼き鳥、何でも食べ放題です。
私達は地位の高い人をうらやましく思いますが、思いの外、窮屈なのかも知れませんね。食べたいときに食べたいものを食べられる身分。これに勝るモノはないのかもしれません。
イラスト by そば
私は院生時代、基本的にはラフな格好で登校していました。ヨレヨレのシャツとジーンズ。
ところがある日、A先生に注意されました。
「院生は、学部生とは違う。大学にはネクタイを締めてスーツで来なさい」
自分の服装に主義主張があったわけではありませんでしたので、スーツを新調しました。大学ではスーツで過ごすことにしました。
ところがある日、B先生に注意されました。
「何を格好ばかりつけているのだ! そんな服やネクタイを買う金があったら、本の一冊でも買って読みなさい!」
A先生のおっしゃることも、B先生のおっしゃることも分かります。どちらも尊敬しています。
結局、A先生と会うときはスーツにネクタイ、B先生に会うときはラフな格好ということにしました。どちらも私のことを思って、おっしゃってくださっているのが分かりましたからね。
何より、AB二人の先生は大切なことを教えてくれましたよ。平日の昼間、成人男性がスーツを着ているか、ラフな格好をしているかで、初対面の町の人の反応が違うということです。よく作用する場合も、悪く作用する場合もあります。でも、うまく利用できれば、こんな便利なモノはありませんね。
English
イラスト by maimu