ブログというか、まぁ思いついたものを書いています。 ショートアニメを作っています。元舞台役者です。
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忍者に関するマジメな本を読みました(「忍者の歴史」山田雄司 平成28年角川選書)。忍者というと超人的な格闘技を思い浮かべますが、戦時に敵地で放火するというのも重要な仕事だったそうです。
ある忍術書にはこんな事が書いてあるそうです。「聖なる場所」(寺や神社)に放火してはいけない。どうしても放火しなくてはならないときも、聖職者(僧侶や神主)を傷つけてはいけない。聖職者には先に話して、逃がしなさいと。そして自分たちが勝った時には、必ずもっと立派な寺や神社を建てると約束し、戦後は君主に実行させなさい。さもなくば、例え勝っても民が新しい領主を受け入れることができない。結果として主人の利益にならないのだと。
まぁ、忍術書っていうのは教科書ですから、実際の忍者がどれだけこれを守っていたかはわかりません。でも、もしかしたら古代の人はあるいは私達より優れていたのかも知れませんね。
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イラスト by 鮎太郎パパ