ブログというか、まぁ思いついたものを書いています。 ショートアニメを作っています。元舞台役者です。
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南方熊楠(みなかた くまぐす)先生(1867年~1941年)は多くの人が認める天才で、その活躍は国際的。海外に論文を発表する事も多かったそうです。何よりも変人として知られる人です。
あるとき南方先生、政府のとある政策をめぐって県知事とケンカになりました。山で取ったキノコを袋に詰めて、知事の家に乗り込んでいき、その袋を知事の頭に投げつけたそうです。もちろん取り押さえられ、警察で叱られたそうです。釈放された後、お孫さんに「知事の腰巾着達をちぎっては投げ、ちぎっては投げ」とウソの武勇伝を語ったそうです。私はお孫さんへのインタビュー記事で、この話を知りましたが、しかし、何故キノコなのか? 天才のやることは分かりませんね。
南方先生それでは気がおさまらなかったのか、世界中に発表する論文に知事の悪口を書いたそうです。曰く
「世界中に恥さらしじゃ!」
県知事とも天才ともケンカしたくないですね。
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イラストby Anastasia Lembrik