ブログというか、まぁ思いついたものを書いています。 ショートアニメを作っています。元舞台役者です。
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「なぜ水戸黄門は八兵衛のような役立たずを連れているのだろう?」と思っていました。もっと有能な人材もいるだろうに。水戸藩に人なしか?
そうではありませんね。ドラマでは光があたりませんが、八兵衛には重要な役割があるのです。
私たちは旅に出たりすると、旅の目的で頭がいっぱいになって、食がおろそかになりがちです。せっかく遠出したのにファーストフードやらコンビニのお弁当ですましてしまうことがあります。もったいない。こんな時「うっかり八兵衛」が一緒だったらどんなにいいだろうと思います。
誰に命じられたわけでもないのに、「八兵衛」は年中、寝ても覚めても食べることばかり考えています。それは天才の仕事の姿勢です。世直しや勧善懲悪。そんな俗事にかかわるつもりはないし、周囲もそれを期待していません。天才には天才の仕事があるのです。この季節、この場所で何を食べたらうまいかを考えて忙しいのです。飲食店なども、店構えを見れば、うまいかどうか見分けられるに違いありません。
水戸黄門一行。世のため人のため、寝食を忘れてがんばって、一件落着。ほっと一息ついたとき、誰とはなく「八兵衛」に聞くのです。
「で、ここでは何がうまいんだい?」
「もちろん、××の○○ですよ!」
一行は八兵衛の食への情熱を信頼しています。平和を取り戻した町で、その町一番のごちそうを食べる。ドラマではカットされていますが、これぞ英雄たちの至福の時間なのではないでしょうか?
私たちも旅に出るときは、「うっかり八兵衛」的視点を忘れないようにしたいものです。
イラスト by Nature
1. 一行全員うっかり八兵衛もどき
。美味しいものを食べることで頭がいっぱいの人ばかりなので、世直しも勧善懲悪も全く出来ない上に、下手の横好きで八兵衛のように天才ではないので、時々不味い店に入って失敗。やっぱり黄門様一行は凄い!
わぁ! ありがとうございます。
実はまだ私も使い慣れていないです。
旅先でうっかり不味い店に入る経験はどなたもあるみたいですね。観光地には悪い人が目立つ所に店を出していたりしますから、気をつけなくてはいけません。天才はそれをもみぬくんでしょうね!