ブログというか、まぁ思いついたものを書いています。 ショートアニメを作っています。元舞台役者です。
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私の父は地元新聞社に勤めていました。記事に間違いがないかチェックする校閲です。昼間、記者さん達が記事を書いてから、輪転機が回りだすまでが勤務時間となります。具体的にいうと出社時間は午後3時。それから深夜まで働いて、明け方帰ってきて床につきます。
ですから、日中は趣味の陶芸をやったり、庭に水をまいたりのんびりしていました。
ところが、この勤務形態。近所の人には誤解されていました。
「お父さん、あんなふうで・・・」
父は無職だと思われていたのです! まぁ平日の昼間から、寝ぼけた顔して、庭の手入れしていたんですからね。母は自宅で学習塾を開きながら、各地で講演をするという、まぁ目立つ仕事をしていたんですね。実際は我が家は共働きなんですが、近所の人は父が無職なので、しかたなく母が稼いでいるのだと思われていたようです。
私たちが朝起きて、すぐに新聞が読めるのは、父のように夜中に新聞を作ってくれている人たちのおかげです。でも彼らは、近所の人には無職だと思われているのかも知れません。
夜中に働くすべての人たちに栄光あれ!
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イラスト by BNP