ブログというか、まぁ思いついたものを書いています。 ショートアニメを作っています。元舞台役者です。
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認知症の母と同居していた頃。朝食の後や、夕方、デイサービスから帰ってきて、ニュースが始まる時間まで、母にはCDで童謡を聴かせていました。昔の童謡ばかり収録しているCDがあるのです。母は、時々、一緒に口ずさんでいました。
一緒に、昔の童謡を聴いていて、疑問に思うことがありました。歌詞に出てくるのは、お母さんばかりなのです。「蛇の目でお迎え」してくれるのもお母さんです。「夜なべして手袋編んでくれた」のもお母さんです。「お肩をたたきましょう」というのもお母さんにです。
これは大変な性差別です。今時は育児に参加する男性も多いはずです。なのに、これというお父さんの歌がないのです。
私の読者にはミュージシャンも多いです。みなさん! これはビジネスチャンスです。子どもが喜んで歌ってくれるような、お父さん童謡の王座が、まだ空席です。いえ、私が知らないだけかも知れませんが・・・
「イクメン」という言葉が流行語に選ばれたのが2010年。そろそろイクメンに育てられた子どもがミュージシャンとして才能を開花させる時期です。みんな! 時間がない! 私のことはいいから! 早くミュージシャンにこのことを伝えて!
イラスト by koti